[SAP ERP] 価格マスタ 条件レコードの変更履歴運用

公開日: : SAP ERP , , ,

SAP ERPの販売管理・購買管理で使用する価格マスタこと、条件タイプと条件レコードについて変更履歴の持ち方や運用時の注意など。自らハマった点をメモ

■想定ケース

価格を更新、または同一条件同一期間の価格について上書きする場合

価格更新の基本は、販売価格条件レコード更新のトランザクション:VK11,VK12や購買価格条件レコード更新のトランザクション:MEK1,MEK21を使って、有効開始日と終了日で価格情報を区切ってそれぞれの期間内で適用される価格を設定する。

■注意点

価格条件レコードは条件レコード番号というバージョン番号のようなものを持っており、条件レコード登録の際に自動採番される。

このバージョン番号毎に変更履歴管理を行うので、条件レコードの上書き登録(VK11やMEK1などの登録系トラン)で既存レコードを更新するとこの変更履歴とのひも付けが切れてしまう。要は1世代分のバージョンしか管理できない。

よって、価格履歴などの変更履歴情報を維持したいのであれば一旦条件レコードを登録したものについては上書き登録ではなく、変更トランザクション(VK12やMEK2など)を使って既存の条件レコードを更新すると良い。

これで、価格履歴(変更履歴)を消してしまうトラブルは防げる。

以上

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