アウトプットが価値を生む
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タイトルは大袈裟に書いているけど、無駄話にもいいネタが潜んでいるという話
さっき社内に出入りしているITベンダーの営業さんと話をしていて、いろんな気づきを貰えたのでうれしくて記事にしてみました。
いろんな会社のいろんな営業さんがいるが、私の場合基本無駄話が多い。 むしろ無駄話しかしていない場合がある。でも、今日は無駄話から新しいアイデアが出てきたのでその価値について書き留めておきたい。
単なる新年の挨拶にきた営業さんだったのだが、挨拶ついでに自社サービスに関連するセミナーの案内を持ってきた。 ERPベンダーさんなので、バックオフィス系のセミナーなんだが、いつもと変わり映えの無いコスト削減とかBCPとか、まったくおもしろくないネタのセミナーだったので
「なんかおもろないな~、なんか市場・競合なんかの業界データとか活用してるセミナーとかせえへんの?製造業って自社でコスト削減努力はかなりやってるし、それも限界あるやん。赤字が出てなくて利益が出てる会社が考えることって、あとは売上伸ばすことちゃうかな~。そういうソリューションを提案してほしいな~」 とか言ってしまった。
確かに、コスト削減は限界がある。限界までコスト削減をしたのであれば売り上げを伸ばして成長することを考える。 売上向上策にもいろいろな打ち手があると思うが、自社の場合、製品そのものに競争力があるわけではなく営業力でなんとか受注できている。
■顧客管理の属人化を防ぎたい
実際、うちの会社の場合売り上げの約半分は社長が営業(接待)してとってきた仕事である。非常に属人的。
社長がいなくなったらそういうことできる人間がどれくらいいるのか、わかったもんじゃない。 たくさんの潜在顧客に営業マンが一斉に営業を掛けて受注に至るのは売上の約半分。やはり社長に対する依存度が非常に高い。
決して営業が怠けているわけではなく、単に社長に比べて顧客接点が少ないのではないかと思う。 単純に、営業マン一人一人のコンバージョン率(成約率)が一定とすれば、営業マンが社長と同じくらい顧客接点があれば売上が向上する。 それならば、顧客接点を作るべく顧客情報の共有、新規見込顧客の検索などができればありがたい。
または、顧客と引き合わせる場(マーケットプレイス)を提供してもらえないか(IT系の企業って様々な業界の顧客を抱えているので顧客リストとしてはいいものを持っている。。。ハズ。。。)
そんな話をITベンダーの営業さんと話をしていた。我ながら、いろんなアイデアが出てくるな~と感心してしまった。
でも、話をしていると無駄話からいろんなアイデアが出てくる。そんなことを感じた瞬間でした。