人が「何か」に熟練するには…
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日々新しいこと(事業・習い事・習慣)に取り組んで、なかなか結果がでないまま諦めてしまうことって人によってあるんだと思う。
そのメカニズムを解きつつ、熟練するにはどうするか?ということを書いている本があったので一節を紹介します。
この引用は能力開発系の「さあ、脳を進化させよう!」(ポール・マッケンナ著)からの一節で、非常に納得感があって、腹落ちする文章だったので引用させてもらいます。
ある時点で、自分でやってみて、じつは自分が学習曲線のほんの最初にいる事がわかりはじめると、 意識的無能 の段階に入る。しょっちゅう失敗しては、がっかりしたり混乱したりする。それでもこの段階をやり通すには、それが学習のプロセスにどうしても必要なステップだと承知し、何としても目標を達成しようと心から思うようにならなくてはいけない。
たいていの人がこれ以上練習を続けないのは、学習プロセスにおける意識的無能の段階を、学習や遂行の能力がかけているせいだと誤解するからだ。だが、一層の努力を重ね、失敗から学べば、この段階を突破する事ができる。
グロービス経営大学院に入学した際に、講師のどなたか忘れましたが一つの物事に熟練し一流と呼べるものになるまでに、人は「一万時間」という時間を費やす。という学習の目安を聞きました。そのときの話とも重なって、理解や習熟度合いに壁に感じることがあったとしてもやり続けることが熟練への道であるということが頭の中でつながった気がします。
さて、私の新しく取り組んでいる事といえば英語(今でちょうど習い始めて一年が経ちましたが)。これが習熟するのにあと何年費やすれば人並みに話せるようになるのやら?ということをふと考えると今のペースだと習熟までの1万時間に到達するのに10年くらいかかってしまう計算になります。あ〜、先は長い!
とはいえ、緩くでも続けたものが成功すると考えてひたすら英語を学ぶしかないですね。
要は愚直にコツコツやるしかない。ということですね。