BtoBネットマーケティングを産業機器メーカーに置き換えて考えてみる
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一般の消費財、嗜好品、家電などといったBtoCのネットマーケティングについてはたくさんの情報があふれているので、ちょっと本で調べてみる。といったようにノウハウの情報収集は割と簡単にできる。
一方で、BtoB特にネットとは遠い存在のように感じる従来の重工業に近い産業というのはどのようにネットマーケティングを活用しているのだろうか?とふと疑問に思っていました。
加えて、重厚長大な産業にネットマーケティングの意味があるのだろうかというのもそもそもの疑問点としてあり、少しずつ勉強をはじめました。
最初に頭の中で整理していたセールスの流れとして、重工業系のところへ販売するような大型装置や設備だと基本的には
①すでに取引実績のある顧客、そうでない顧客によって異なるが新規の受注については基本電話アポ
②営業マンが顧客のところへ行って、顧客との関係作りから入る。
③関係を作りながら、顧客からのニーズや競合との商談状況などを聞いていく。
④自社の技術担当者やプロマネと話をしながら顧客へ提案できそうな内容・価格帯を詰めていく
⑤実際に顧客と商談し、過去の取引実績や制作実績をもとに信頼を得て徐々に受注に傾けていく
基本①~⑤まで通して、やはり顧客との関係構築・接点をいかに増やすかなどの人的な部分が非常に多いので、ここをWeb化するとか、システム化するということは特に考えてもないし、現状は必要なしと考える。
会社としてWebに期待するのは、新規の顧客となりそうな見込み客からの問い合わせを貰えるようにコーポレートサイトにいかに来てもらえるようにするか。SEO的なことが非常に関心が高いです。
ただ、現状あまりWebからの問い合わせが少ないことを考えると、単純に自社のコーポレートサイトに技術の紹介や、製品の説明を書いたものを載せてSEOをかけるだけでいい。とは思えない気がしています。
とまあ、ここまでしか今のところ考えていませんが
この続きはまた別の日に考えます。
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