人事評価基準を意識しているか?
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先日、外資系IT企業のマネージャーと飲みに行った時に、会社の戦略と人事戦略(ここでは、人事評価の部分)が整合しているという印象深い話が聞けたのでメモ
-多くの日本企業とウチ(外資)が違うのが年功序列はほぼ無い。
-平社員は、会社の経営戦略や基本方針を理解してない奴が多い。だから会社の方向性と違う努力をしても評価はされない。
-例えば、ウチは利益重視、だから社員の成果は個人別の利益率で測る。
-利益が出せなければ、いくら技術が優れていようが、長時間労働していようが、顧客に喜ばれていようが評価しない。極論、技術力や人に好かれていなくても利益を出していれば評価する。
-給与に見合った成果が出ているか?でていなければ降格・給与カットは当たり前
こういう話をきいていて、極端な例だけど合理性・効率性を追求するとすればこれはこれでありなのかもしれない。この会社の場合、結果を出したものは評価してやり、その人の次の成果への動機付けにしようとしているのでしょうね。
日本の多くの会社はこれをやらないでしょうが、ここまで極端でなくともある程度はこういう傾向になってきているように思いますね。この考え方がいいのか悪いのかというよりも、きちんと方針・基準を決めて運用を徹底するということで上手くいくケースなんだろうなという感想でした。
一貫性(軸)のない評価制度はかえって社員を混乱させてしまいそうですが、ここまで徹底して利益にこだわるというのは分かりやすくていい。。。としましょう(笑