社会人大学院での最後のクラスを受講し終えて③
公開日:
:
最終更新日:2013/03/27
MBA
昨日とは違い、クラスでの学びではなくいろんなイベントやクラブ活動を通して得た学びや繋がりを振り返ろうと思います。
大学院では単に受講してた科目以外にも学生の学びを深めるために様々なイベント、セミナー、そして学生主体のクラブ活動が行われてました。
セミナー
これはビジネスで成功を収めた方、ビジネス以外でも一定の成功を収めた方を招いて、その成功の秘訣や自身のキャリア秘話などを共有してもらうといったイベントで私もいくつか参加しました。自分は起業家の方の話をメインに聞いていましたが、参考になることばかりだということと学ぼうとしても学べない部分。特に起業して失敗したらどうしようといった不安をどうやって受け入れたのか?が興味深かったですね。
いずれもいろんな見解があると思いますが、何か事をはじめない限り、不安はいつまでたっても不安のままだと思ったこと。やってみて成果が出るまではダブルワークをするしかないかな。という結論に至りました。
やはり、いろんな人の経験談を聞いて、自分だったらどうするか?を常に考えながら、自分に一番合ったリスクの軽減法を実践していくしかないんでしょうね。と納得できる自分なりの解をえられたのもこういったセミナーのおかげかなと思っています。
その他、夏に泊りがけで行われるカンファレンスイベントではそういった起業家や企業内の改革者といった普段ではお会いすることのない方とひざを突き合わせて話をする機会があるなど貴重な経験をさせてもらいました。ちなみに、このカンファレンスが終わった後に誓ったのは、次にこのカンファレンスに来るのは自分が成功者として招待してもらえるときのみ。それまでは絶対行かないということでした。カッコつけた言葉だとある種の決意ですね…^^;
おかげで、このカンファレンスを境に起業に向けて具体的行動に移ろうと決められました。
クラブ活動
セミナーに触発された自分が立ち上げに関わったのが副業ベースで始められるプランを練って実行に移していくというコンセプトの起業クラブです。最初はしょぼいプランでも、いくつか発表してメンバーに叩いてもらうことで少しずつ磨きをかけていくという方式のクラブ運営をしています。このクラブの最終目標は、ビジネスとしてきちんと収益化できる製品・サービスを立ち上げるということ。
実益と学びの恩恵を受けれるような仕組みにすることを考えています。
その他、実益にかなうクラブ。。。例えば英会話クラブや、収益にはならないけどNPOをはじめとした団体に対して経営学を学んだ学生・卒業生を中心としたコンサルチームを編成して経営のサポートをするといったプロボノコンサルティングクラブの運営など、普段の大学院のクラス以外での学びを深める活動をしています。
一見、他の人から見ると徒労に終わりそうなことでも個人的にはすごく役立ったし、少しずつではあるけど身についてきている実感を得られています。
但しビジネスとしての収益はまだまだ直結していませんがね。
クラスを通して学ぶこと。一方こういったクラス外で活動することで新たに成長の機会を作れること。そして、その活動で新たに仲間を増やすことができる。といった楽しみが得られたと思います。
何事も行動してみることで素晴らしい体験をすることができる。そんな場や仲間が集まる場所、それが私が通った大学院でした。
恐らくこういうことは大学時代に経験できなかった気がします。