社会人大学院での最後のクラスを受講し終えて②
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MBA
さて、昨日に続き…半学生生活の振り返りです。今日は大学院でのクラスの学び総括です。いや~、お恥ずかしい。。。
大学院入学を決めたとき、ちょうど我が家では娘(今はもうすぐ3歳)が生まれていました。と同時に3ヶ月ほどは大学院とも離れて子育てに集中していた記憶があります。
初めての子育てをしながらも、3ヶ月間何も勉強しないというのが結構苦痛だったり、何か学ばないと…という焦りがあった時期でもあった気がします。
そのおかげかどうかわかりませんが、3ヶ月経ったあとにクラスに復帰したときはなんとなく嬉しくもあり、もう一回学び直しのような新鮮な気持ちで大学院へ通うことができたと思います。やっぱり、定期的な心のメンテナンスによってリフレッシュされるものだと実感したのもこの時です。
肝心の大学院での学びについて、多くを学んだと一括りに言ってしまいそうですが、ヒト・モノ・カネ・チエに分けて各分野での自分の出来具合を評価するとすればこんな感じになるんでしょうか。
ヒト
たぶんここが一番得意というか好きな部分だったような気がします。組織も元を辿れば人が構成していて、人が置かれた状況とか、組織がおかれた状況などによって刻々と変化する。一番多様な考え方ができて正解というのがわかりにくい分野のように思っています。経営者や管理職・一般職といったそれぞれにおいて考え方や視野・視座・視点が異なるためそれをまとめていく難しさは誰しも感じることではないかと思うからです。一方、多様な考え方が許される部分でもあるので、その点が個人的に好きな領域といえる理由の一つかと思います。
モノ
10年近く技術畑で生きてきたのもあって、残念ながら戦略・マーケティングといったところの知識や考え方は皆無でした。それが反映された成績だった気がしますが、身についた度合は中くらいかな?と思います。あとは、実地でいろいろ試しながらスキルを磨こうとしています。
カネ
これが一番苦手。会計系のシステムエンジニアをやっていたため、簿記を勉強したいたおかげか「数字集め」は比較的楽だったのですが、「数字を読む」という難しさに苦労した記憶しかありません。JALやボストンビアといったおなじみのケースでは苦労しました。ファイナンスも苦労したなーという実感。
ファイナンスのクラスでは途中から、この分野はもう得意な人にお任せしようという気になってきた自分がいました…汗
チエ
一番最初に受けたクリティカルシンキングのクラスからずっと続いたことですが、考えつくすということと、仲間との絆の大切さを学んだように思います。いずれも合わせることで自分なりに考えて出た答えは、問題は必ず解決できる。死力を尽くして考え抜けば解決の策は見つかるということと、それは自分ひとりの力では不可能であったとしても、仲間と協力すれば必ず解決の道があるということ。
この考え方をベースに普段仕事をするようになったので、一番役に立ってるのかも…
ヒト・モノ・カネ・チエでやはり偏りが出たな~と思うと同時に、強みと弱みがクリアになってきたのと、好き嫌い・自分がやっていて一番居心地がいいのがどの分野かというのも分かってきて勝手に一人で納得しています。
本当は、MBAといえばどれも高度に使いこなせて当然なんでしょうが、なにせ無能なもので…^^;
明日は半学生生活で得られたクラス以外の学びについて書きます。
今日はこの辺で…See you!
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