サラリーマンから起業した社長にインタビュー①
公開日:
:
夢・目標
大学院仲間でもあり、起業の先輩と言える方と飲みながら起業前後の苦労話やその時の心境などをリアルに聞く機会があったので先日YouTubeで観た脳コピーの手法を使っていろいろ聞いてみました。
起業前の脱サラ時の話
仮にこの方をA社長とします。
A社長は起業前に結婚し、奥様の実家の家業を手伝われていたとのこと。
いろいろあって会社を思い切って辞めることにされたようで、特に何かがしたいわけでも、やることがあるわけでもないまま会社を辞めてしまったそうです。ここは、私がなかなか会社を辞めれないのと違って思い切ったことする人だな~と思った部分
他に転職活動をしてみたそうですが、数社面接などを受けてみたもののなんとなく違うな~という感覚に襲われたのだそう。
私も今年転職活動をしてみたのですが、同じような違和感を感じたので転職を辞退した経験があります。そういう意味でA社長の言っていることに共感できました。
ですが、会社を辞めて2ヶ月間はまったく何も考えつかなかったのと、どうしたいのかがまったく分からなくて無収入の時期があったそうです。これはかなり恐怖だったはず。といっても奥様が働いていたようなのでA社長が無収入だったというだけですが。
それでも、なぜかこの間に奥様の妊娠が判って、奥様も会社を辞められたそうです。
この時はかなり焦ったのだとか。
でも、会社を辞めた2ヶ月後にようやく海外プラントの環境コンサルみたいなことをやり始めてそこそこ稼げたようです。。。但し、3ヶ月間だけ。
というのも、この環境コンサルも海外プラントへの投資をクライアントが恐れをなして手を引いてしまったのが原因でプロジェクト凍結とともにこのコンサル業も幕を閉じたのだとか。
途方に暮れていた時にギフト関係(あまり商材は言えないので書きません)のECサイトを運営することを決めたのです。
これは、思いつきというのもあったようですがGoogle Trendsなどでギフト関係の市場が安定的に需要があることに気付いてオリジナルギフトを製作して販売する業態を思いついたそうです。
なので、売りたいものを売ったというより、マーケティングに基づいた製品開発と販売網を構築したので時間は掛かったのだそうですが、ちゃんと安定した需給バランスの下で商売が成り立っているそうです。
今もこのビジネスはされていて、家計の柱になっているのだとか。
今回一番聞きたかった当時の心境
一番私が聞きたかった、「その時の心境」を聞いてみると、「とにかくやるしかないと思った」と言っていて当初やろうとしていた環境コンサルの仕事は、奥様の実家の家業と被るところがあって家族ウケも相当悪かった事業だったそうです。
それに、このころが一番辛かったらしく、無収入だったときは奥様に収入どうするの?これからどうするつもり?と散々責められた。と言っておられました。(確かに、自分も同じような状況ではありますし自分が無収入になっても妻も働いている関係で突然辞めたとしても家庭全体の収入がゼロになるということはないけど、すごく引け目を感じるだろうな。と思います。)
でも、結論としてなんとかなると思うしかなく、相当追いつめられたのと追い詰められたことを悔いたり、恨んだりしても何の問題解決にもならない。自分がやるしかない。という状況がその後の行動力に繋がっていったようです。
これを聞いて自分の気持ちもすごく奮い立ちました。
やるしかない状況で、それをやりきることで何とかなる。何とかする。ということができたのだと思います。
とにかく、起業を目指している私にとってこのA社長のこの時のリアルな気持ちを聞けたのが非常にありがたかったです。(起業成功塾さんの脳コピーの動画を観て初めて脳コピーっぽいインタビューを実践してみました。身近でノウハウではなくドゥハウを聞けたというところ)
追い詰められるという経験が未経験なだけに私もそういったことを頭に浮かべるとナーバスになってしまい、最初の一歩を進めることができないでいました。
本当に、最初の一歩を踏み出す勇気とその後の行動力。これに尽きると思います。
このあたりの起業しようとする人の精神状態・気持ちの部分が、起業は学べないという所以かなと勝手に想像しました。
大事ですねこの気持ちの部分が。
次回の記事は、起業後のことを聞いてみたいと思います。
- PREV
- サクセスストーリー尽くしの三連休
- NEXT
- サラリーマンから起業した社長にインタビュー②
Comment
[…] 先日の「サラリーマンから起業した社長にインタビュー①」では、起業前の話を聞いてみましたが、起業後のことをいろいろ聞いていたので今回は起業後のことを書きたいと思います。 […]