「リスクをとる」ということは学べない
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夢・目標
何かを新しく始めるということは、人によってとても不安を感じたり恐怖を感じるようだ。
例えば、サラリーマンをやっている人の場合は今の仕事をやめて新しい職場に移るとか、新しく会社を興すとか。そういった場面で不安を感じる。(但し、転職と起業における不安を感じるレベルを一緒にしてはいけないけど…)
特に、起業をする場合は非常に恐怖を感じるのではないかと思う。実際に私の場合も、起業して上手くいかなければどうしようか?とか失敗して生活が成り立たなくなったらどうしよう?とか家族と離ればなれにならなくなったらどうしよう?とか考えてしまうわけだ。
で、起業家である会社を興して最終的に大手通信会社に売却して成功を勝ち取った方が言っていた言葉が突き刺さった。
「リスクを取るということは本や人から学びとることはできない」と…
そして、
「リスクを取ることを受け入れる度量や器を自分の中で持とうとするなら、既にリスクをとって成功した人から様々な経験談を聞いたり、こちらの不安な要素を聞いてもらうなどの対話を繰り返すことで醸成される」
と言われていました。
この意見、非常に心に突き刺さりました。
本当にその通りだな。と思います。いくらMBAでケーススタディを通してリスク分析をしたとしても、リスクを取って行動を起こすということまでは身についていない。
私自身も家族がいて、でも起業がしたい。そう思っていてもリスクを取る覚悟ができていなかったり、リスクばかりにフォーカスしてしまいます。
リスクを取って行動を起こす。その勇気や度量を身に着けていくために、そういった起業コミュニティがあることは素晴らしいことですし、そこに身を置くということも必要なことだと思いました。
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