【書評】MAKERS ~21世紀の産業革命~ クリス・アンダーソン著
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書評
21世紀の産業革命として、ウェブともの作りの融合とこれからのモノづくりの在り方の一つの提案として読める一冊 最も感銘を受けたのは、ウェブがもたらしたもっとも大きなイノベーションは、自分自身の為にカスタマイズされた環境を作ることが可能になったこと。これが今後の製造業にももたらされるイノベーションだということ。でした。
より柔軟に製造業として起業を行うことができるようになったことも、著者が実際に起業した経験を元に述べられているので説得力があった。 下手に評論家がああすればいい、こうすればいいというよりも信頼できる内容でした。 評論家はあくまで評論家だよね。いうだけでやらない。コンサルも同じ。
内容として非常に楽しめるものでしたし、今までソフトウェアで起こってきたイノベーションと同じようにハードウェアのイノベーションも起こすことが可能と思えました。 但し、コミュニティ主導のもの作り、おそらく日本では実現させるにはまだまだ先かな~と思いながら読みました。(ソフトウェアの世界では普通にある得る話になってきているのではないかな)
いずれにせよ、この本を読んだ人でもの作りで起業をと考える方・影響される方は増える気がしました。
少なくともウェブとリアルの融合という部分では納得の一冊ではないでしょうか。
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