【書評】エンパワード~ソーシャルメディアを最大活用する組織体制~
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書評
私が社内向けの情報サービス業務をしている際に実務ですごく役立った本。役立ったというのも、実現可能(再現性のある)な成功事例がいくつもあり、何か仕事で課題を抱えているならそれらを真似てとにかくやってみれば!?と背中を押してもらったような気にさせてくれる内容(タイトルはIT系だし、事例もそうだけど言っていることはどのビジネスにおいても有効なことだと思う)でした。
自分の仕事においては、特にソーシャルとの関連性は一切関係なかったものの、従来の慣習やルールにとらわれず「力のあるユーザー」主体で活用できそうなIT資産・サービスを使う。という点で非常に参考になりました。現場をよく知る人が業務上で課題を抱えつつ問題解決を模索する中でソーシャルメディアやその他ITサービスなどを駆使して問題を解決していったという事例がたくさん詰まっていて、つまりはそういった積極的に新しいものを取り入れ活用していくことで個人・企業にとってプラスとなる結果を招くという話
自分にとって役立ったのは、いいと思ったものはまず自分が取り入れてみて活用できるかを試してみる。試した結果上手くいけばそれを周りに少しずつ展開してくというようなところが自分の職場とのイメージを重ね合わせられたこと。それによって、仕事上で実践しやすかった(本の内容を再現しやすかった)というところでしょうか。
会社内の情報システム部門でない方も参考になるように思います。
ご興味があればどうぞ
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