【書評】企業参謀ノート 大前研一
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書評
BBT大学院の学長であり、アタッカーズ・ビジネススクール校長でもある大前研一氏の名著のエッセンスを抜いたものを買ったばかりのKindleで購読しました。
内容としては私が通っていた大学院でやるようなことが大まかに書いていただけでしたが、おさらいみたいな感覚でスラスラ読めたので特に可もなく不可もなくというところでしょうか。
ただ、このようなことを30年も前に書かれたのはすごい先見性というか真理を突く思考の持ち主だなあ。と感心させられました。
この本で最も印象深く、学びがあったのは「深く考えて常識を疑う癖をつけること」です。新しく学んだことではありませんが、大前氏自身が若かりし頃、特にMITへ通われた頃やマッキンゼー入社当初のまだ経験が浅いコンサルだった頃に取り組んだ試行錯誤の上に成り立っていること。私たちも同じようにできるはず!ということを肝に銘じることができたのが最大の収穫かと思います。
改めて、ロジカルに物事を突き詰める重要性(思考力を鍛え続ける)を心に焼き付けられた感があります。
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