【書評】流れを経営する~持続的イノベーション企業の動態理論
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書評
この本での学びは、イノベーションを起こし続ける企業には知識創造プロセス(流れ)をコントロールするために仕組み・枠組みが必要だということ。但し、形式を重んじろといっているわけではなく普段から得られた知識を有効活用及び蓄積して次のイノベーションにどう活用するかを考えながら実践と検証を繰り返すような風土とか場(コミュニティとかチーム)を作る必要があると言っているように感じました。
まあ、その通りだろうな~という感じですね。
また読みやすさに関しての感想ですが、この本、表題から言って、堅苦しい感じですが学者さんが書いているからでしょう。まさに論文そのもので読む人によれば難しいと思います。
ただ、学者さんが書いている論文形式だからか文書構造の型が決まっていて読む必要があるところと必要に応じて読むところが切り分け易かった印象で、全てを読む必要はないといった感じです。ただ、全体的に文章がカタい。読む人によっては非常に読みにくく難解でしょう。私も難解な文章に感じました。
値段も高めですし、おすすめかと言われれば「う~ん」と困ってしまいます。
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