【書評】パーソナル・プラットフォーム戦略
公開日:
:
書評
プラットフォームという言葉を聞きなれない人でも、優しく解説してから本題の説明をしていってくれていてわかりやすい内容でした。
仕事だけにかかわらず、プライベートにも言えそうなことがいくつか書かれており、ビジネスマンだけが読むというのはもったいない気がする内容でした。主婦や趣味のつながりを持つ人が読んでも面白いんじゃないでしょうか。特に人との関わり方なんてことは、仕事だけじゃないですからね~、同僚、先輩、後輩、友達、家族などどの場面でもあてはまりそうな内容でした。
この本の中でいくつか問題点として挙げられている点と、私自身と比較してみると、達成したいことがあるがそれを一人でやるにはどうするか?どうやって助けてもらえる人(仲間)を見つけるのか?などのHow toが随所にあり、実務上参考になることが書かれていて非常に共感しました。
あとは、自分の普段の仕事の仕方や姿勢についても反省させられることがかなりありました。
「すべてを自分でやろうとしないこと」
この一文は普段の自分の仕事への取組み方に注意をうながされた気分でした。普段なんとなく自分でできることは自分でやってしまう傾向にあり、生産性などの面以外で、例えば後進育成などの観点からは人に任せず自分でやってしまうということはあまりよくないな~と思いました。今後の行動を注意しようと思います。
いくつか「なるほど~」と思う点がありましたが、最後に書かれていた「情報を同自分で感じ、どう生かすか」というようなことを書かれていたのは当たり前だけど、十分にできていないところだな~と自戒しました。
仕事でいきづまりを感じている方、もっと自分の仕事の幅を広げたいと考えている方には是非!な一冊
ご興味があればどうぞ!